バカラやポーカーと並び、カジノゲームのひとつとして知られる『ブラックジャック』は、別名『21(twenty one)』とも呼ばれ、世界中で愛されてきました。ルールも覚えやすいので、カジノ初心者でも挑戦しやすいゲームでもあります。
最近、世界的に利用者を増やしているオンラインカジノでも人気があり、オンライン カジノ ボーナスをお得に活用して試してみようと思っている方も多いのではないでしょうか。優良おんらいんかじのとして評判の『ミスティーノ』でも、ライブカジノをはじめ、ブラックジャックをプレイできます。ここでは、そんな人気のゲームの歴史を振り返ってみたいと思います。
起源と歴史
ブラックジャックはトランプを使用するカードゲームのひとつで、プレイヤーはディーラーと1対1の勝負をします。配られたカードの合計数が21以下で、21により近い方が勝ちとなることから『21』とも呼ばれるのですが、その起源は実ははっきりとはしていません。このゲームの元となるバージョンがローマ時代に考案され、そこでは木のブロックを使って関連する数字を示していたとする歴史家もいますが、正確な裏付けのある説ではありません。21というカードゲームに初めて言及したのは、『ドン・キホーテ』の作者でもあるセルバンテス。1613年に発行された『模範小説集』の作品の中で、スペイン語で21を意味するVeintiunaというゲームについて書いています。21というゲーム自体は、フランスで初めてプレイされたと伝わっており、ルイ15世の統治時代には宮廷でも定期的に楽しまれるほどに人気があり、その後、ヨーロッパ全土で様々なバージョンが生まれていきました。そして18世紀になると、フランス系移民によって21は北アメリカに伝えられました。このゲームは、大西洋を渡ってもやはり同じように人気を呼び、1820年にはニューオーリンズでオープンした多くの賭博場でプレイされるようになりました。
ブラックジャックの謎
こうしてアメリカ大陸でも人気を博すようになった21は、やがて今日ある『ブラックジャック』として知られるようになっていきます。しかし、実はどうして21がブラックジャックと呼ばれるようになったかは謎のままなのです。通説としては、第一次世界大戦の頃に、スペードのエースと色が「ブラック」のジャック(クラブまたはスペードのジャック)という最初の手札でラウンドに勝利したプレイヤーに対し、カジノが利益率の高いボーナスを出す中で誕生したとされています。ある意味、文字どおり『ブラックジャック』を手に入れることがゲームの目的だったわけです。また、他の歴史家はゴールドラッシュの採掘者たちが遊んでいた時に、彼らがブラックジャックと呼んでいた、金を含む閃亜鉛鉱にちなんで付けたという説を唱えています。
基本ルール
まず最初にプレイヤーとディーラーに2枚ずつカードが配られます。プレイヤーの全てのカード、ディーラーの最初の1枚のカードは表向きに配られ公開されます。プレイヤーはその状態で3枚目以降のカードを引くかどうかの選択をします。
プレイヤーのカードが確定したら、ディーラーが追加のカードを引くかどうかの選択をします。多くのカジノで、ディーラーはカードの合計値が17以上になるまで自動的にカードを引くというルールが採用されています。
ディーラーのカードが確定したら勝負の判定をします。カードの合計数が21以下で、21により近い方が勝ちとなります。合計値が22以上となった場合は負けとなります。
カジノディーラーとプレイヤーの対戦型ゲームです。
プレイヤーはカジノディーラーよりも「カードの合計が21点」に近ければ勝利となり、配当を得ることができます。ただしプレイヤーの「カードの合計が21点」を超えてしまうと、その時点で負けとなります。