第二次世界大戦が風化しつつある現在だからこそ意味がある。戦争の真実を語り尽くす一大座談会を再現!
映画『日本のいちばん長い夏』
第二次世界大戦が風化しつつある現在だからこそ意味がある。戦争の真実を語り尽くす一大座談会を再現!
[見どころ]
第二次世界大戦について議論がなされた座談会を記録し、当時一大センセーションを巻き起こして映画化もされたノンフィクション小説「日本のいちばん長い日」。本作は2007年に原作者が解説を加えて改めて出版された「日本のいちばん長い夏」をもとに映画化した話題作。監督・脚本は映画『佐賀のがばいばあちゃん』の倉内均が務める。演技では門外漢の文化著名人たちが出演する文士劇スタイルで、当時の座談会を再現しようと試みてゆく。お茶の間でもおなじみの国際弁護士の湯浅卓、ジャーナリストの田原総一朗、漫画家の江川達也など通常スクリーンでは見られないキャストが顔を揃えている。
[ストーリー]
2010年夏、あるTV演出家(木場勝己)が1945年に復員した亡き父に思いを寄せて、戦争に関する企画を立ち上げる。それは1963年に政治家から一般市民まで28人が料亭に集まって語り合い、その内容が文藝春秋誌上に掲載された座談会の再現であった。スタジオに料亭のセットを建て、俳優だけでなく第一線で活躍中の文化人たちもキャスティングされ、「日本政府はなぜポツダム宣言を最初“黙殺”したのか?」という主題から多岐にわたる事柄が語られ、さまざまな意見が飛び交っていく。
[スタッフ・キャスト]
[監督・脚本]倉内均
[原作]半藤一利
[出演]池内万作、林望、鳥越俊太郎、田原総一朗、キムラ緑子、中村伊知哉、青島健太、小田豊、山本益博、島田雅彦、市川森一、江川達也
[DATA]2010年/日本/アマゾンラテルナ/120分
2010年8月7日公開
#半藤一利#日本のいちばん長い夏#富野由悠季