作家の女、作家の男、そしてその妻―――
出家に至る背景には計り知れない3人の繋がりがあった。
瀬戸内寂聴、井上光晴、そしてその妻――。
実在した人物をモデルに、男女3人の特別な関係を
井上夫妻の長女である作家・井上荒野が綴った傑作小説「あちらにいる鬼」。
主演・寺島しのぶ、豊川悦司、共演に広末涼子を迎えて、
廣木隆一監督・荒井晴彦脚本で待望の映画化!
【物語】
「髪を洗ってやるよ」。
それは、男と女でいられる最後の夜のことだった。
1966年、講演旅行をきっかけに出会った長内みはると白木篤郎は、それぞれに妻子やパートナーがありながら男女の仲となる。もうすぐ第二子が誕生するという時にもみはるの元へ通う篤郎だが、自宅では幼い娘を可愛がり、妻・笙子の手料理を絶賛する。奔放で嘘つきな篤郎にのめり込むみはる、全てを承知しながらも心乱すことのない笙子。緊張をはらむ共犯とも連帯ともいうべき3人の関係性が生まれる中、みはるが突然、篤郎に告げた。「わたし、出家しようと思うの」。
出演:寺島しのぶ 豊川悦司/広末涼子
監督:廣木隆一
脚本:荒井晴彦
原作:井上荒野「あちらにいる鬼」(朝日文庫)
製作:「あちらにいる鬼」製作委員会
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
企画・制作:ホリプロ
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ ©2022「あちらにいる鬼」製作委員会 R15+
公式HP:https://happinet-phantom.com/achira-oni/
Twitter:https://twitter.com/achira_oni
#あちらにいる鬼 #寺島しのぶ #豊川悦司 #広末涼子 #瀬戸内寂聴