ウクライナ情勢が激しくなるなか、神奈川県秦野市では市民に平和について改めて考えてもらおうと、映画「ひまわり」の上映会が行われました。
映画「ひまわり」は第2次世界大戦の戦火によって引き裂かれた夫婦の悲哀を書いた物語で、戦争の悲しさを語る「ひまわり畑」のシーンはウクライナで撮影されたと言われています。
秦野市では、名作「ひまわり」を通じて市民に平和の意味を改めて考えてもらおうと上映会が企画されました。
平和を呼び掛けるため、全国の映画館でリバイバル上映や市民団体による自主上映が盛んに行われていますが、自治体主催の無料上映会は珍しいとのことです。
関心の高さからか、400人の定員に対して約800人の応募があり急きょ、会場を大きなものに変えての上映会となりました。
会場にはウクライナ人道支援の募金箱が設置されるほか、メッセージボードが設置され平和を願う市民の声を集めていました。
募金は日本赤十字を介して支援団体に送られる予定で、メッセージボードは8月に行われる平和を考えるイベントにて市民に公開されるということです。
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