『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど、ハリウッドのスーパースターとして活躍してきたジョニー・デップが実在した刑事を演じるクライム・サスペンス映画『L.A.コールドケース』(8月5日公開)より、冒頭映像が解禁となった。
アメリカ史上最も「悪名高い」と称される、90年代ヒップホップ・シーンを代表する二人のカリスマ“2PAC”と“ノトーリアス・B.I.G.”が射殺された未解決事件を題材に、ハリウッドを代表する名優ジョニー・デップとフォレスト・ウィテカーが豪華競演を果たしたクライム・サスペンス。なんと二人の共演は、『プラトーン』(1986年)以来、20数年ぶりである。
解禁された冒頭映像は、ノトーリアス・B.I.G.暗殺事件から9日後に起こった1つの事件から始まる。加害者は麻薬取締担当の覆面捜査官フランク・ライガ。一方、被害者のケヴィン・ゲインズもロス市警に勤務する警官だった。サザンロック・バンド、ブラックフットの曲をかけながら信号待ちをしているライガの車の隣に、スヌープ・ドッグの“Murder Was The Case”を大音量で流すゲインズの車が停まり、二人は口論となってしまう。そして、同じ警察同士だと知らずに起こった路上のいざこざは、カーチェイスのすえに殺人事件へと繋がってしまう。
しかし、被害者のゲインズには一つの秘密があった。彼は警官であると同時にギャング・グループ“ブラッズ”のメンバーだったのだ。映画本編では、ロス市警とギャング、そしてヒップホップ・レコード会社の関係性や、そこに巣食う闇の正体が次第に明らかになっていく。映像の終わりに、ジョニー・デップ演じるラッセル・プール刑事のナレーションが流れる。「この二つの事件のせいで、俺は全てを失う。その日、あの街角で迷宮への最初の扉が開いたのだ」。事件を追い続けた実在の刑事プールが辿り着いた“真実”とは一体…?
出演:ジョニー・デップ フォレスト・ウィテカー トビー・ハス デイトン・キャリー
監督:ブラッド・ファーマン(『潜入者』『リンカーン弁護士』) 原作:ランドール・サリヴァン「LAbyrinth」 脚本:クリスチャン・コントレラス
2018年│アメリカ・イギリス│英語・スペイン語│112分│カラー│スコープ│5.1ch│G│原題:CITY OF LIES│字幕翻訳:種市譲二
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
公式HP:la-coldcase.jp
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