2005年5月、E3にてバンダイより発表された
PS3ソフト『機動戦士ガンダム(仮題)』のデモ映像です。
後に正式タイトルは『機動戦士ガンダム Target in Sight』となります。
海外では『Mobile Suit Gundam:Crossfire』だそうですね。
2006年11月の発売まで一年半、まだ開発途上にあったPS3を使い
このようなゲームを作りたいとリアルタイム描画のデモ映像が公開されました。
実際はPS3の発売直前の仕様変更(スペック低下)などの要因で
ローンチタイトルとして期限を設けられていた『Target in Sight』は
想定したクオリティを達成できなかったと思われます。
それでも次世代機としてさすがの映像美でしたし
システムの煮詰め不足やボリューム不足などありましたが
個人的には良作でした。
さてこの映像ですが、『ジオニックフロント』や『戦士達の軌跡』の
プリレンダリングされたオープニングムービーを思わせる雰囲気ですね。
PSの円熟期であった1999年、PS2が発表された時も
以前のプリレンダ映像がリアルタイムに動かせる!という謳い文句で
進化がアピールされていたのを思い出します。
2014年5月現在、PS4は既に発売されていて
またしてもソフトとして「機動戦士ガンダム」が発表済みなわけですが
デモ映像が公開されるようなこともなく、その内容は不明のままです。
個人的にはリアル風味のガンダムゲームであってほしい。
そして今度こそ、未来的なクオリティのガンダムゲームを作り
不完全燃焼の雪辱を果たしてくれるのではと期待しています。